腫れにくくするための当院の工夫

1.マイクロ切開+3点連結式の埋没法について

切開法の場合、腫れや内出血が埋没法よりも多くなるため、患者さまにとってもハードルが高くなりがちな施術ですが、マイクロ切開法と3点連結式の埋没法を組み合わせることで持久性に優れている上に腫れがほとんどないという埋没法と切開法の良い点を組み合わせた治療を行うことができます。

当院ではこの「マイクロ切開+3点連結式の埋没法」を「M式(みずほ式)切開二重法」と呼んでいます。

    <特徴>

  • ・眼輪筋を切除しないため出血や腫れが少ない
  • ・耐久性を挙げるために3点連結式で糸を固定する

この術式は手術時間が15分ほどと通常の埋没法の施術よりもかなり長くなりますが、術後はほとんど腫れない上に、一度行えばほぼ永久的に二重ラインが取れることもありません。

    <適応>

  • ・できるだけ術後の腫れを作りたくない
  • ・半永久的にしっかりとした二重ラインを作りたい
  • ・比較的まぶたに脂肪があり埋没法ではラインが出にくい

2.マイクロ切開+3点連結式の埋没法の症例

以下は「M式(みずほ式)切開二重法」で二重ラインを作った女性の症例です。
まぶたに比較的脂肪があり、通常の埋没法ではなく切開法を希望して来院されました。

眼輪筋を切除せずに3点固定式でしっかりと二重ラインを作ったため、術後すぐでも腫れはこの程度に抑えることができます。

以下は術後5日目です。

通常の切開法の場合、術後2週間から1ヵ月は腫れが続くことを考えると、「M式(みずほ式)切開二重法」では2,3日程度の腫れのみで元通りになります。