二重まぶたにしたいという問い合わせは当院で最も多いご相談です。年齢層も幅広く、男女ともにニーズのある治療です。特に二重埋没法は価格もリーズナブルで手術時間も短いため若い方を中心に多く相談を頂きますが、ご自身の目もとや皮膚・脂肪の状態にあった二重術で治療を行わないとすぐに戻ったり取れてしまうこともあります。
ここでは二重整形の種類について簡単に解説します。

※各二重術の大まかな特徴をまとめました。

１．二重埋没法（メスを使わない二重整形）

メスを使わずに、糸による縫合のみで二重ラインを作る二重術です。

＜特徴＞

• ・術後の腫れや赤み（ダウンタイム）が少ない
• ・5分程度の手術によって手軽にできる
• ・糸を取れば元に戻せる

※また、目の上の皮膚のたるみやあまりが気になる方の場合、二重埋没法によって皮膚のあまりを改善することもできます。
※逆さまつ毛の方は二重ラインを作ることでまつ毛の向きを調整することができるため逆さまつ毛を改善することもできます。

＜デメリット＞

• ・術式によっては取れやすいものもある
• ・しっかりとした二重ラインにならないこともある

※もともとの目の状態（脂肪の厚みなど）によっては、理想の二重ラインになりにくいこともあります。この場合は、他の治療法も検討するとよいでしょう。

更に二重埋没法は、糸の止め方やかけ方でいくつかの種類に分かれています。

それぞれ特徴があるため、当院では目元の脂肪の量や希望の二重ラインにあわせて最善の方法をご紹介しています。

＞より細かな二重埋没法の種類についてはこちら

２．二重マイクロ切開法（部分切開）

切開法の「持久性」と埋没法の「手軽さ」を兼ね合わせた二重整形術です。

まぶたの真ん中を1㎝弱だけ切開して皮膚を瞼板に固定する二重術で、より取れにくい二重ラインにすることができます。切開部位が短いため腫れや赤みといったダウンタイムは切開法と比較すると半分程度（2週間前後）です。傷跡は二重ラインに隠れるためほぼ目立ちません。しっかり深いラインの二重にしたい方に人気です。

また脂肪が多い方の場合、ラインを作るだけではキレイな二重にならないことが多いためまぶたの脂肪を除去する必要がありますが、二重マイクロ切開法の場合、脂肪もあわせて除去することができるため、よりすっきりしたラインになります。

3．二重切開法（全切開）

目頭から目尻にかけて、上まぶたを切開して瞼板と切開創表面を糸で固定縫合する二重術です。切開法の場合、ラインが消えることはほぼありません。ただしダウンタイムが1か月ほど続きます。

なお、当院では二重整形術を始めすべての美容外科手術を院長の小松が行っています。

手軽な治療とはいいますが、医師の経験が仕上がりの美しさ、少ない痛み、少ない腫れ、戻りにくい二重ラインへと直結します。

手術であることには変わりありませんので、価格や予約の取りやすさだけでクリニックを選ばずに、きちんと技術力がある医師に相談することをおすすめします。